50肩、40肩
- 盛雄 小林
- 5月25日
- 読了時間: 4分
五十肩とは?原因から治療法、予防法まで詳しく解説
皆さん、こんにちは!本日は「五十肩」についてお話ししたいと思います。
肩の痛みや可動域の制限に悩まされている方、またはご家族やご友人がこの症状を抱えている方も多いのではないでしょうか?この記事では、五十肩の原因や症状、治療法、さらに日常生活で役立つセルフケアや予防方法について詳しくご紹介します。
1,五十肩とは?
五十肩(肩関節周囲炎)は、主に40代から60代の方に多く見られる肩の痛みと可動域制限を特徴とする疾患です。「五十肩」という名前の由来は、発症年齢がこの年代に多いことからきています。正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩の関節や周囲の組織が炎症を起こし、動きにくくなることが原因です。
五十肩は以下のように進行することが一般的です:
急性期: 突然の肩の痛みが現れる。
凍結期: 痛みがやや落ち着きますが、肩が動きにくくなる。
解凍期: 症状が徐々に改善し、可動域が回復する。
2.五十肩の原因とリスク要因
五十肩の明確な原因は特定されていませんが、次のような要因が関与していると考えられています:
老化による組織の変性
年齢を重ねるにつれ、肩周辺の組織が硬くなりやすくなります。
血行不良
長時間の同じ姿勢や運動不足が原因で、肩周りの血流が悪くなることがあります。
過度の使用または逆に不使用
肩を酷使する仕事や逆にほとんど動かさない生活もリスクを高めます。
糖尿病やホルモンバランスの乱れ
糖尿病の方やホルモン変化がある方は、発症リスクが高いことが知られています。
3,五十肩の主な症状
五十肩の症状は個人差がありますが、以下のようなものが一般的です:
肩の前面や側面、後面に痛みがある。
肩を動かす際の痛み(特に腕を上げたり後ろに回したりすると痛い)。
寝返りができないほどの夜間痛。
髪を結ぶ、背中に手を回すといった動作ができなくなる。
4. 五十肩の治療方法
(1) 病院での治療
五十肩は自然に治る場合もありますが、症状が重い場合や日常生活に支障をきたす場合は、医療機関での治療が必要です。以下の方法が一般的です:
薬物療法
痛みや炎症を抑えるために消炎鎮痛剤やステロイド注射が使われます。
リハビリテーション
痛みを和らげ、可動域を広げるための運動療法や理学療法が行われます。
手術
非常に稀ですが、重症の場合は手術が検討されることもあります。
(2) 整骨院や整体でのケア
当院でも五十肩のケアに力を入れています。特に以下の施術が効果的です:
筋膜リリース
肩周りの硬くなった筋膜を緩め、関節周りの動きを取り戻します。
ハイボルトを用いた施術
深部の筋肉を緩めて除痛してあげることで、痛みを和らげます。
オーダーメイドの整体
個々の症状に合わせた施術で早期回復をサポートします。
多くの場合頸部から肩にかけての筋肉の硬結や肩甲骨まわりの可動域が狭くなることで症状が出ることがあります。
それを改善することで多くの方が症状が改善しています。
5. 自宅でできるセルフケア
自宅で簡単にできるセルフケアを取り入れることで、五十肩の症状緩和をサポートできます。
(1) 温熱療法
お風呂や蒸しタオルで肩を温めることで、血行を促進し痛みを和らげます。
(2) ストレッチ
無理のない範囲で肩を動かすストレッチを行い、可動域を広げましょう。
例:テーブルストレッチ
テーブルに腕を置き、体を前に倒して肩を伸ばす。
無理せず、痛みの出ない範囲で行います。
(3) 適度な運動
軽いウォーキングや肩回しなど、肩や肩甲骨周りの血流を良くする運動を習慣化することも重要です。
6. 五十肩の予防方法
五十肩を予防するためには、日頃から肩や肩甲骨の健康を意識することが大切です。以下のポイントを心掛けてみてください:
適度な運動を継続する
肩を動かさない生活は肩の硬化を招きます。定期的なストレッチや肩の運動を心掛けましょう。
正しい姿勢を保つ
猫背や前かがみの姿勢は肩に負担をかける原因になります。骨盤が後ろに倒れてる状態でも上半身のバランスが悪くなることがあります。
重い荷物を片方だけで持たない
片方の肩に負担が集中しないように、バランスよく荷物を持つよう心掛けましょう。
血行促進を意識する
体を冷やさないようにし、食事や睡眠を整えることで全身の健康を保ちましょう。
まとめ
五十肩は50代前後に多い誰にでも繰り返し起こり得る症状ですが、正しいケアと予防で症状を軽減し、生活の質を向上させることが可能です。もし肩の痛みでお悩みでしたら、ぜひ早めに相談し、適切な治療を受けることをおすすめします。また、自宅でできるセルフケアも取り入れてみてください。
当院では、五十肩の改善をサポートするオーダーメイドの施術を行っています。お気軽にご相談ください。一緒に快適な生活を目指しましょう!

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